研究を始める前の下準備
自然科学系は、関連する研究成果の利用が特に重要な分野。
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研究成果情報は、信頼性のある情報源から探索する必要がある。
情報探索の種類
- 過去の研究に関する探索
- 最新の研究動向の探索
- 関連文献に関する探索
- 実験などに必要なファクト情報の探索
1 過去の研究に関する探索

決まっている
そのテーマについて、過去にどのような研究がなされたのかを調査。抄録誌やデータベースを使う。
最新の雑誌をブラウジング(図書館の書架を眺めたり、雑誌の目次などを通覧すること)して研究動向を概観。一般的な概説書を読んで絞り込む。
2 最新の研究動向の探索
テーマに選んだ研究がどこまで進んでいるのかを確認。
コアジャーナル(ある分野において、重要でその分野の情報流通の中心であるとみなされる学術雑誌のこと)の最新号をチェック、文献データベースを定期的に検索。
3 関連文献に関する探索
取り扱った事実を裏付けるため、関連する文献を確認しなくてはならない場合もある。
文献データベースを検索、各論文の参考文献から芋づる式に情報を得る。
4 実験などに必要なファクト情報の探索
各物質の性質に関する計測・分析データが必要になる場合もある。
データベースを検索、冊子体などのツールを使って調べる。